塾長の松下です。
私立入試も終わり、無事に全員合格しました。
いろんなプレッシャーの中、みんな本当によく頑張りました。
併願の子は、次の公立入試に向けて休む間もありませんが、
今のいい流れを大事にして、このまま突っ走っていこうと思います。
前回の続きですが
当たり前のことですが、人には得意・不得意があります。大人になって社会に出ると、それぞれが持っている得意な部分を自分でも見つけることができ、また周りの人たちからもその部分を評価されたりします。ただ、学生時代、特に小・中・高校の時期には、勉強ができるかどうかという能力だけで子どもを評価してしまうことが多く、勉強ができる子=いい子、勉強のできない子=あかん子 といった声をよく耳にします。「○○君は、勉強もできて、スポーツもできてなんでもできるよな。それに比べてうちの子は何もできない」というのも、何回も聞いてきました。
確かに○○君は、勉強もスポーツも両方優れていて、素晴らしいのですが、「なんでもできる」わけではないのです。勉強とスポーツという、学生時代に一番注目される能力が高いだけで、なんでもできるわけではないのです。人間の才能や能力というのは、数えきれないほど多く存在し、それらを総合して人間力となるのです。そしてこの人間力というのが、これからの人生において、最も重要なものとなると私は考えます。しかし、学生時代には勉強ができるかどうかという部分がとても重視されるため、いわゆる成績のよくない子は評価してもらえることが少なくなります。そういった子は「自分は何もできない人間だ。どうせ何をやってもうまくいかないだろう」といった自己肯定ができない子に育ってしまいます。
続きは次回に
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