塾長の松下です。
新学期が始まりました。
どの学年にとっても、新年度というのは新鮮で、少し緊張するものですが、
特に新中学生にとっては、小学校とは環境も大きく変わり、慣れるまで落ち着かないのではないでしょうか。
勉強の面でも、「中学生になると勉強が難しくなる」「高校受験がある」「内申点もある」
など、いろんな情報が入ってきますので、小学生のときよりも勉強に対する考え方も変わってきます。
それにより、「勉強ができる子は優秀な子で、できない子は優秀ではない子」といった見方が
増えてきます。小学生の頃には評価され、褒められてきたような、「絵が上手」や「走るのが速い」などではなく「テストの点数」で子どもがランク付けされてしまいます。
ずっと自信を持って、誇りに思っていたものが評価されなくなってしまい、急に苦手な勉強ばかりさせられてしまい、勉強できないことで怒られ続けてしまうと、子どもはコンプレックスの塊になってしまい、
やる気を失ってしまい、何に対しても自信をなくしてしまいます。
もちろん、高校受験は将来に向けて大切なことであることは間違いないのですが、それにとらわれるあまり、子どもの大切なものをつぶしてしまう可能性があります。
私はテストの点数という結果よりも、テストまでどれほど努力してきたかという過程が大事だと思います。運動会の徒競走でも、一生懸命練習して、必死で走ったけれどビリだった子どもには「よく頑張った」と拍手を送りますよね。同じように、テストの結果が悪かったとしても、それまで頑張っていたなら、その努力を褒めてあげるべきなんです。
私は、できるだけ子どもたちの努力が結果に結びつくような、そういう指導を目標にしています。せっかく頑張ったんだから、少しでも良い結果がでると、また次も頑張ろうという気持ちになれますので、
効果的な勉強方法を教えていきます。
「努力することは素晴らしいことなんだ」「テストの点数が負けているからといって、人間として負けているわけではない」「自分にはいろんな可能性がある」
こういったことを、子どもたちに伝えていければと思い指導していきます。
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