塾長の松下です。
公立の小学校・中学校では、学力によるクラス分けはほとんどされていないです。
クラス分けどころか、問題集も全員が同じものを使用しています。
学力でクラス分けや問題集の差をつけてしまうと平等ではなく差別になってしまい、下のクラスの
子どもが傷ついてしまい、場合によっては、いじめにつながるという意見も見かけます。
しかし、逆にクラス分けをしないことが原因で生じる問題点もあります。
たとえば「わからない授業を受け続けることによるストレスの増加」
クラス分けをすることによって、特に学力の低い子どもが傷つくと言われますが
クラス分けをしないことによって、とても大きなストレスが生じることもあるのです。
学校の授業は、ふつうクラスの学力の平均にあわせます。しかし、中学生になると
学力が高い子どもと低い子どもの差はものすごく大きなものとなっています。
同じ授業を受けても、簡単すぎて退屈に感じてしまう子どももいれば、50分間の授業で
先生の話がほとんど何もわからない子どもがでてきます。
毎日わからない授業を何時間も聞き続けることの苦痛は、はかりしれません。また、意味のわからない黒板の文字や数字を、ただノートに写したり、提出物の問題集もほとんどわからないので、解答を写すだけといった、まったく役に立たない勉強方法をさせられているのです。そして一番問題なのは、まじめに授業を聞き、ノートもきちんと写し、試験前の提出物も完成させ、本人は「たくさん勉強した」と感じているにもかかわらず、テストでよい点数がとれなかったときの絶望感。完全に自信を失って、勉強する気をなくさせてしまいます。
こういった子どもに対して、学力に合った授業をし、学力に合った問題集を与え、学力に合ったテストをおこなうことは、いけないことでしょうか?
とはいえ、完全にクラス分けをしてしまうと、別の問題がでてくるでしょうから難しいところであるとは思いますが、要はバランスが大切だと思います。
両極端のどちらかを選択するのではなく、両方取り入れればいいのではないかと思います。
ONE-Sでは、クラス分けもしませんし、集団授業もしません。
1人1人が独立した存在で、学力や思考の仕方に合わせて、最適だと考えられる方法で
個別に指導していきます。
本来、学ぶことは苦しいことではなく楽しいものであるはずです。
ONE-Sでは、これを目指し、日々努力してまいりますので
興味を持たれた方は、無料の体験授業を実施しておりますので
お気軽にお電話ください。
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