こんにちは。
塾長の松下です。
私たちは数字であふれている世界で暮らしています。
朝起きてから、夜寝るまでに、どれほどの数字とふれるか考えてみてください。
数字はとても便利なものですから、暮らしやすい社会にするためには数字は絶対に必要。
ですから、小学生あるいはその前の段階で、数というものを学習するのです。
数の学習を「将来役に立たないもの」として否定する人はいないでしょう。
では、たし算はどうでしょうか?
直感的に必要だと、みなさん感じられるはずですが、それは普段から無意識にたし算を使っているからです。ひき算・かけ算・わり算の四則計算できる力も同じように必要だと感じられると思います。
ここでいう四則計算できる力とは、24×38などを実際に計算する能力ではなく
例えば、買い物するとき、「おつり」の計算はひき算を使う、40円の商品を6個買うときはかけ算を使うなど、どの計算を使うのかを判断できる力のことです。
基礎学力を身につける授業は小学校の4年生頃までです。高学年や中学生になって基礎学力が身についてなかったとしても、あせらずに、もう一度勉強すればよいのです。この基礎学力さえ、しっかりとしていれば、その後の学力はスムーズに上がっていくでしょう。逆に言えば、基礎学力がないまま勉強を続けていても、効果が出にくいということです。
「勉強はしているけれど、なかなか結果が出ない」と感じられている方は、もしかすると基礎学力が欠けている可能性がありますので、さかのぼって復習するのもいいかもしれません。
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