塾長の松下です。
「成績が伸びない」
多くの方がこのことで悩まれているかと思いますが
いくつか原因があります。
1つ目は
「夢(目標)がないこと」です。
中学生になると、「3年生の終わりには高校受験というものが
待ち構えていて、そのためには勉強しないといけないんだろうなあ」
と、なんとなく大きな目標を持っているのですが
「○○高校に絶対に進学したい」や「将来、○〇になりたい」
といった具体的な目標を持つことができていない子どもがほとんどです。
こういった子どもたちの口癖は
「こんな勉強将来役に立たない」です。
確かに中学校で学習する勉強の多くは、将来直接役に立たないかもしれません。
ですから、目標もないのに、こんな役に立たない勉強をする気にならない。
これが子どもたちの言い分なのです。
しかし、高校受験が目前に迫り、出願する時期になりますと、みんな勉強を
始めるのです。それは、受験する高校が決まり、その高校に合格したいという
はっきりとした目標ができるからなのです。
「合格したい」「成績を上げたい」と本気で思ったとき、努力を惜しまず
勉強に打ち込めるのです。
なぜ勉強しないのか? どうしてやる気を出してくれないのか?
悩まれている方は多くいると思いますが
たまには「勉強しなさい」と子どもを叱るのではなく
「将来何になりたいの?」「行きたい高校はないの?」
などと夢や目標を聞いてあげることが必要だと思います。
続きはまた別の機会にします。